【レース回顧】中山記念
◎ラッキーライラック…2着でした。
直線よく伸びていましたが、勝ったダノンキングリーが強かったですね。
ダノンキングリー→ラッキーライラックの馬連1番人気決着はある程度覚悟していましたので、馬券の悔いはないです。
しかしながら、このレースで納得いかない点が2つあります。
①ソウルスターリングが3着に残ったこと。
展開が向いたとはいえ、4着以下に沈んだ騎手(逃げた武士沢騎手を除く)があまりにも酷いです。
ソウルスターリングは終始マルターズアポジーの番手につけていました。開幕週の中山でマルターズアポジーの1,000m通過タイムが59.3秒。そこからおよそ3馬身差のソウルスターリングにとっては絶好のペースになっています。
そして、3番手以降の位置取りがこちら。
3番手がダノンキングリー、4番手がラッキーライラックです。画像左端(5番手)はようやくスパートをかけ始めたインディチャンプ。
このペースで、ラッキーライラックより後ろにいた馬は、オルフェーヴル・ディープインパクト並にキレる末脚が無いと無理です。前にいた馬に楽をさせ過ぎだと思いました。
ソウルスターリングの陣営は「まだやれそう!」と意気込んでいるようで、引退の撤回を考えているとのことですが、このまま引退したほうが良いでしょう。
②ミナリク騎手の騎乗とレース後コメント
「レース前は落ち着きがありましたし、スタートしてからのポジションも問題なかったです。ただ少しずつペースが速くなった時に、VTRで見ていたウインブライトらしくなかったです。前向きな感じでついていけず、直線も伸びなかった。原因はちょっと謎です。3週続けて追い切りに乗って仕上がりは問題ないと思っていたのですが…」
原因はちょっと謎ですとのことですが、申し訳ございません、ミナリク騎手の騎乗が謎です。ウインブライトは、前目につけてジワリジワリと伸びていく馬です。あのレース展開で後ろの方でモタモタしていては届くはずがありません。
確かに馬の調子やローテーションも向いていなかったかもしれませんが、それを差し置いてもあまりに疑問の残る騎乗でした。
私は騎手を5段階でレベル分けしています。
Aランク…騎手買いできる(マーフィー・ルメール)
Bランク…割増できる(川田、ダートと最終レースの大野、ローカル開催での藤田菜七子・斎藤新など)
Cランク…普通
Dランク…割引対象(内田、古川、秋山真一郎、重賞の田辺など)
Eランク…騎手消し(江田照男・Aシュタルケ・Dバルジューなど)
ミナリク騎手はこれまでDランクでしたが、今回のレースでEランクに陥落です。