荒法師の馬券日記

巷のサラリーマンの競馬備忘録です

【レース回顧】高松宮記念

◎タワーオブロンドン…12着

敗因は2つあると見ています。1つは重馬場に対応出来なかったこと。直線でのいつもの鋭い末脚が今日は全くありませんでした。良馬場でないとこの馬の長所である加速力が生きないですね。

もう1つは福永騎手がTSUMARIを恐れすぎたか、大事に乗りすぎました。道中あれだけ外を回ると、スプリントではキツいですね。内の芝が死んでいるから外を回したんじゃないか、という見方もできますが、勝ったモズスーパーフレアは終始ラチ沿いを走っています。ストマック氏がよく言っていますが、外を回る→実数距離伸びる、これは荒法師も激しく同意します。

 

○グランアレグリア…2着

実質的な勝馬と言っても過言ではありません。負けて強し、とはこのことですね。外から一頭だけ異次元の脚で飛んできました。重馬場を心配していましたが、それを上回る瞬発力を見せました。道中もう少しだけ前につけていれば…といった感じです。これから楽しみですね。

 

▲ダイアトニック…3着

クリノガウディーの斜行が無ければ突き抜けていたでしょう…。完全に接触してますもんね。しかしながら、これも競馬です。単勝馬券持ってた人が可哀想です。インコースのスタートから、スムーズに前につけることができました。北村騎手は完璧な騎乗だったと思います。

 

勝ったモズスーパーフレアは強かったです。クリノガウディーに(複数の意味で)迫られてから、さらにもうひと伸びしました。今日のメンバー、さらに中京コースでどうかと思いましたが、展開と馬場にも恵まれました。松若騎手、複雑な思いもあるかと思いますが、G1ジョッキーの仲間入りしたことは間違いありません。おめでとうございます!

馬はこれからまた人気しそうですね。ただ、繰り返しになりますが、今日の勝利は展開と馬場に恵まれています。今後中山以外のコースで過剰に人気するようであれば、疑っていきたいと思います。

 

4位降着となったクリノガウディーしかり、逃げ・先行勢が好走する結果となりました。(後方から飛んできたグランアレグリアは別格です。)

勝ったモズスーパーフレアも、あれだけスムーズに逃げることができれば、外枠の不利も関係ありませんでした。

とくに重馬場は逃げ・先行から入ること。

競馬のセオリーを改めて痛感するレースとなりました。